◉itの用法 主語の代わりと目的語の代わり
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今回のテーマ:代名詞 it の特別な用法(形式主語・形式目的語)
T先生: 「Sくん、今日は英語の文章でよく見かける 『it』 について深掘りしましょう。単に『それ』と訳すだけじゃない、大事な役割があるんだよ。」
Sくん: 「『それ』以外に何があるんですか? 天気とか時間の It なら知ってますけど…。」
T先生: 「お、鋭いね! でも今回は、文章のバランスを取るために使われる 『身代わり(ダミー)の it』 が主役なんだ。英語は 『頭でっかち』な文を嫌う という性質があるんだよ。」
1. 主語の代わり(形式主語)
T先生: 「例えば、『早起きすることは健康に良い』って英語で言おうとすると、どうなるかな?」
Sくん: 「ええっと、To get up early is good for health. ですか?」
T先生: 「正解! でも、英語のネイティブスピーカーからすると、主語の To get up early が長すぎて、結論の is good までが遠く感じるんだ。まるで 大きな頭に細い体の人 みたいなアンバランスな感じだね。」
T先生: 「だから、まず主語の場所に軽い It を置いて、本当の主語(真主語)は後ろに回すんだ。」
It is good for health to get up early.
Sくん: 「あ! これが It is ... to ~ の形ですね! 『それは~だ、早起きすることはね』って後出しジャンケンみたいに説明する感じだ。」
2. 目的語の代わり(形式目的語)
T先生: 「次は、Sくんが苦手な 『目的語の代わり』 だよ。これは主に S+V+O+C の文型で起こるんだ。」
Sくん: 「SVO...C? 5文型ですね、一番ややこしいやつだ…。」
T先生: 「大丈夫、コツは同じ。例えば『私は早起きすることが健康に良いとわかった』と言いたい時。」
× I found to get up early good for health.
T先生: 「これも目的語(O)が長すぎて、後ろの補語(C)の good がポツンと離れちゃう。だからここでも it を身代わりに置くんだ。」
I found it good for health to get up early.
Sくん: 「なるほど! SV it C to ~ というリズムで覚えればいいんですね。」
3. Sくんが間違いやすいポイント:that節も it になる!
Sくん: 「先生、後ろにくるのは to ~(不定詞)だけですか?」
T先生: 「いい質問! that節(that + 文) も同じように後ろに回されるよ。」
It is true that he won the prize. (彼が賞を取ったのは本当だ)
I make it a rule that I study every day. (毎日勉強することにしている)
Sくん: 「とにかく『長いかたまり』は後ろに飛ばして、空いた穴に it を詰める!ってイメージですね。」
復習クイズ:Sくん、挑戦してみて!
T先生: 「よし、そのイメージで次の 3 問に答えてみて!」
Q1: 「外国語を学ぶことは難しい。」(It を主語にして)
(  ) is difficult (  ) learn a foreign language.
Q2: 「私は毎日日記をつけることにしている。」(make it a rule to...を使って)
I make (  ) a rule (  ) keep a diary every day.
Q3: 「彼が正直なのは確かだ。」
(  ) is certain (  ) he is honest.
Sくんの回答:
「身代わりの it、飛ばされた真の主語…よし!」
1. It is difficult to learn...
2. I make it a rule to keep... (これは目的語の代わりですね!)
3. It is certain that he is honest. (that節バージョンですね!)
T先生: 「完璧! これで英文の構造がぐっと見やすくなるよ。」
【問題の和訳とヒント】
1. 外国語を学ぶことは難しい。
It is di_______ to le___ a fo_____ la_______.
2. 私は毎日日記をつけることにしている(習慣にしている)。
I ma__ it a ru__ to ke__ a di___ ev___ da_.
3. 彼が正直なのは確かだ。
It is ce_____ th__ he is ho____.
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